かっこよく働ける
営業を目指す
-
Y.O. / 2003年新卒入社 /
第一営業部 部長一人一人がかっこよく働ける営業所を目指しています。
モノを売るだけではなく、多様化するニーズに対応するために、お客様には新しい商材などクリエイティブな提案をすることを常に心掛けています。AIには出来ない、人だからこそ出来るユニークな発想を提案する仕事に共感ができる人、是非一緒に営業所を盛り上げていきましょう。
分析機器・理化学機器を取り扱う専門商社の商材とは。
第一営業部 部長(Y.Oさん) 簡単で正しい理解から入った方がいいかもしれませんね。例えば1つの分析機器をとっても、用途は多種多様なんですね。分析する材料が違うだけで、製薬会社で使う機器が警察でも食品メーカーでも使ったりするんです。単一の試験機を特定の業界だけに販売しているわけではないので、お客さまもさまざまな産業分野に広がっています。官公庁・大学などの研究機関から製薬・医療・エネルギー・食品・環境などの民間企業に至るまで。だから“専門”商社ではあるんですが、多くの業界に向かったビジネスであるという意味で『全方位型専門商社』と理解してもらった方が近いかもしれませんね。
中部科学機器が目指すべき最終的なゴールや社会的意義。
第一営業部 部長(Y.Oさん) 企業理念の『未来を創り出すソリューションを。』が向かうべき方向だと思います。私たちが扱う分析機器って科学分析や研究に使われるわけですが、これって何のため?って考えると、最終的には今の、そして未来の人々がよりよい暮らしを実現するためのプロダクトや、その先にある健康や安全にもつながるんです。そう考えれば、私たちは、課題解決のお手伝いをすることで未来を創る役割を担っていると思える仕事ですね。
中部科学機器のビジネスモデル。
第一営業部 部長(Y.Oさん) 分析機器などを海外を含む各メーカーから仕入れて、お客さま(ユーザー)に販売するという商流上に、ニーズの掘り起こしやマーケティングが基本的なビジネスフローです。事業内容の話とも重なりますが、全方向的な業界に対してアプローチしていくことが特徴なので、ビジネスモデルは体系的にまとまるものでもないんです。
自分でまいた種がいつどこから枝葉となって実になるか分からない。例えばこの商品は製薬業界向きかなと思っていても、それが食品や工業製品の業界で受注につながることもあります。モノではなく、コト基軸という感じでしょうか。世の中に何が必要なのか、お客さまは何を求めているのかという視点を持って、自分はこれがやりたいという気持ちとニーズが合致したとき、そこに私たちの本当の価値が生まれるんだと思いますね。
文系学部出身は相当勉強が必要??
第一営業部 部長(Y.Oさん) どの企業に入社しても1年目や2年目は大変。私は文系学部出身で当社が扱う商材には馴染みがなかったので、二重に分からないことが重なるんですね。1つは商品の名前やスペックの理解が難しい。そしてもう1つは営業スキルの身に付け方が分からないんです。私は途中で、両方を同時にうまく習得しようとしても無理だと感じ、片方だけに絞ろうと考え、まずは営業スキルを成長させるための努力をしました。とにかくお客さまとの接点を増やしてコミュニケーションをとること、分からないことは他の社員に聞くことなどを徹底しました。営業スキルが身に付き受注が増えてくると、実は否が応でも商品知識は身に付いてくるんです。最初は理解できなかった単なる複数の点が、一気に線になってつながる(全体としてわかる!)イメージですね。誰に何を提案するかも分からないときに、どんなに商品知識を勉強しても身に付かなかったものがウソのようでした。だから文系理系に関係なく、営業スキルにフォーカスすることで後から知識が付いてきて成長していった気がしますね。
チームの協力体制
第一営業部 部長(Y.Oさん) 一営業職として成果を出していこうと考えていた時は、個の能力を磨くことに注力していましたね。お客さまに対してアンテナ張りまくりで自分はどこまできるか!みたいな。ただ管理職になってくると経営視点というか、個が束になったときの強みや優位性を考えるようになります。単純なことで言えば、誰かができないことを周りがフォローできる分散投資的な体制づくりだったり、適材適所を考えたりします。もろもろのメリットはありますが、対外的視点でいえば取引先メーカーからの見られ方も重要で『あの人はできる<あのチームはできる<あの会社はできる』と個人よりチーム、チームより会社自体がより信頼してもらえた方が、仕事はしやすくなってきますね。
自分の部下が成功を納めました、うれしい、誰かに伝えたい。だから社内にアナウンスする。気持ちの部分で言えばうれしいからに他なりませんし、自分もそうしてもらえればうれしいなと。育成において心掛けていることは、私もそうしてもらったように、また当社がそれを許容するように『やりたいことはやらせてみる』という方針です。例えば、部下の一人がここにこれを提案したいです!と言ったら、私の心の中では『うまくいくかな…』と疑心暗鬼だとしても、それをサポートします。そしてそれがはまり大化けすることがあります。そんなときはうれしさもありますが、自分の固定概念をひっくり返される思いで、やりたいという熱意は強くたくましいものだと感心させられますね。
中部科学機器に興味を持ってくれる求職者にメッセージ
第一営業部 部長(Y.Oさん) 私は学生時代、テレビ局でアルバイトをしていました。仕事の内容はカメラアシスタントでしたので、カメラマンやスタッフがどう動くのか予測して事前にアクションすることが必要な仕事です。先読みする力や気付く力というのは、ここで養われたのかもしれませんね。こんなアルバイトが良いなどということはないですが、もし皆さんが社会人になる前に用意できることがあるとするなら、今の身の回りに起きている新しいことや事象にまずは気付くことです。そして、それは何か、なぜかという疑問を持ち、感度の高い人間になることをお勧めします。これはどんな仕事をする上でも役立つと思います。
中部科学機器には、さまざまな人がいていいと思っています。目立たなくても『この人ありき』と言われるようなポジションがつくれれば、表立ったリーダーシップや特殊な能力、技能が絶対的に必要なものではありません。『自分はこれをやってみたい!』という積極性や世の中に興味が持てる人であれば、性格や能力を問わず歓迎します。最後に、科学技術は人が幸せに暮らすために、世界が発展するために必要なものであることは間違いありません。ただ私たちはそれを肯定するだけでなく、それが何であるかの真実を知る必要があります。真実を知るために分析や研究が先進的に進む世の中で、自分の力が少しでも役に立ったと思える仕事は、自己満足だとしても誇れる仕事だと確信しています。