アナリティクイエナ社 新技術セミナー
会場:愛知県産業労働センター
月日:2010年04月16日(金)
アナリティックイエナ ジャパン社協賛のもと、環境、材料分野における最新技術をテーマとして『新技術セミナー』を開催いたしました。天候の悪い中、30名を超えるお客様にご参加いただきました。メーカーの装置説明主体のセミナーでは、お客様の本当に知りたい事をご提供することは出来ません。しかし今回のセミナーは、基礎的な装置構造から、マイクロウェーブ分解装置の分解条件設定方法、原子吸光分析装置のバックグラウンド補正など、現場ですぐに役立つような実践的な内容でした。 イエナ社製品は他社にはない特徴的な装置が多く、特にマイクロウェーブの手法には関心が非常に高く、ご参加頂いたお客様にご満足頂けたと思います。最近では、中国の毒入り餃子事件のように色々な場面で分析装置が欠かせない存在になってきています。その需要の広がりから、新しい技術が次々と生み出され分析手法も革新されることでしょう。今後もお客様に最新情報をお届け出来る場を設けて行きたいと思います。 |
|
《プログラム内容》 1.最新TOC分析計の基礎とアプリケーション 2.マイクロウェーブ試料分析装置の基礎から応用まで 3.高感度高分解能連続光源原子吸光分析の基礎と測定のテクニックと最新アプリケーション |
|
■ multi N/CシリーズTOC計 従来の物と違い3つの測定チャンネルをもつマルチチャンネルNDIR(濃度により自動チャンネル選択)と、幅広いラインナップで、広いダイナミックレンジ(2ppb~30000ppm)を可能にし、希釈作業の時間ロスが少ない使い勝手の良い装置です。炭素、窒素の同時測定も出来ることからあらゆるアプリケーションに対応出来ます。燃焼温度も従来の装置に比べ950度と高く、熱安定性の高い化合物も完全に酸化できます。 また、特許のVITAテクノロジー(ガス流量計がガスフローの変動をリアルタイムで測定を行い、NDIRの信号を一定流量条件下に最適化)で高い再現性と測定精度を実現しました。 容易に部品交換などが可能でメンテナンスに優れた構造をしております。 現在薬局方-16局方改正案にて製薬に使用する水の、TOC計による分析が指針に上げられている為、今後製薬業界からのニーズが高まることが予想されます。 ■ contrAA原子吸光分析装置 ■ TOPwaveマイクロウェーブ試料分解装置 |
|
《アナリティックイエナ社とは・・・》 1846年カール ツァイス氏によってドイツ イエナ市に創設されたカール ツァイス イエナ社を前身とする科学機器メーカーで1995年の独立後、数々の革新的技術開発により急速に発展し、世界市場においてグローバルなビジネスを展開しています。 主要取扱製品:原子吸光分析装置、分光光度計、元素分析装置、全有機炭素測定装置(TOC計)マイクロウェーブ試料分解装置等。 *セミナーで使用しました資料をご希望の方は、お問合せ下さい |
担当 名古屋営業所 H.S