みる・はかる・未来へつなぐ科学機器展 ~東海サイエンスパーク2024~

#レポート2024.06.20

月日:6月13日(木)~15日(土)
場所:名古屋国際会議場


6月13~15日に名古屋国際会議場で開催された東海サイエンスパークに参加いたしました。各代理店・メーカーによる約120社のブースが展開していました。他の展示会とは違い、メーカーではなく代理店が出展しているブースが多く見られました。

全体として新製品は少なく既存の装置が多かったですが、目新しい製品もありましたので、お客様に向けてPRしていきたいと思います。その中でも、大型機器でいくつか気になる製品がありました。

1つ目は、微生物の測定に特化した装置で、最大24検体を自動で測定することができる装置です。微生物レベルのATPを測定できるということで、性能に特化していることと、やはり自動化は当たり前になってきていると感じました。また測定できる微生物の種類も多いので、バイオ関係のお客様はもちろん、その他業の界のユーザーでもニーズがある製品だと感じました。
他にも密度と粘度を1台で同時に測定することが可能な粘土計の展示もありました。こちらはオートサンプラーを付けることで、充填・測定・廃液・洗浄・乾燥を自動化することができます。また、屈折率計を組み合わせて使用することもでき、オールインワンな製品であることも特長の一つです。こちらの装置は、普段携わっている油関係のお客様にはマストな製品だと思うので、改めて紹介していきたいです。


以前にJASISに参加したときにも感じましたが、近年業界で力をいれている自動化・ロボット化の取り組みが本展示会でも見られました。実機も多く、より分かり易い展示内容でした。
最近ではラボを無人化して完全自動ロボットで業務を行っている会社もあると聞いたので、今後もっとトレンドは広がっていくのではないかと思い、私自身もよりPRに力を入れたいと感じました。


今回参加した東海サイエンスパークは、小規模であることから各ブースのメーカー担当社の方との距離感が近く、説明も聞きやすかった印象を受けました。製品知識も含めて大変勉強になったので、今後お客様に向けて新たな情報を提供していきたいです。




名古屋営業所 営業 K.S.

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