幕張メッセで開催されましたJASIS2023に参加しました。 コロナが5類に移行となり、外出規制が少し緩和された影響もあってか、今回はお客様、メーカー、学生、代理店等、参加者が昨年に比べて増えたように感じました。
出展社数も、昨年の322社に対し、今年は346社と増加しておりました。各メーカーからは、昨年よりも展示機器の数を増やすことを事前に聞いておりましたが、今回は会場全体の規模も大きくなっておりました。 コロナ以前のお祭りのような雰囲気が感じられまして、とても嬉しく思いました。
JASISは、化学分析から物性試験まで幅広いジャンルにおける最先端のトレンドを知ることが出来る、1年で最も大きな科学分析ソリューションの展示会です。 今回、各ブースを回って調査をしてきたところ、昨年から引き続いてDXの推進やAI、半導体・電池材料分野へのアプローチが多数ありました。
AIソフトウェアやデータ管理システムは、より一層、生産性・安全性の向上の面で大きく貢献できる製品となっておりました。 弊社でよく取り扱っている質量分析装置やロボットと組み合わせることで、ヒューマンエラーの解消や時間短縮、低コスト化を可能にすることができます。各社の工夫と努力を知ることができ、来年のJASIS2024では更に進化しているのだろうと今から楽しみです。
半導体・電池材料分野に向けた製品では、「前処理無しで測定できる」レーザーアブレーション装置や、「微小部をピンポイントで狙う」X線検査装置のラインナップが豊富となっておりました。 展示機器の特徴を知ることでお客様のニーズをつかめるため、非常に勉強になりました。
また、弊社が代理店として輸入取引をしておりますGlass Expansion社が、今回のJASISでも例年と同様に出展されていました。Glass Expansion社は、ICP・ICP/MSで使用するトーチ、ネブライザー、コーン、チューブなどの消耗品を製造販売しているオーストラリアの会社です。 ブースには製品の一部が展示されており、熱心に説明を聞かれている方が何人もいらっしゃっていました。ICP関連の消耗品は、継続的に需要のある商品の一つですので、新規のお客様にも広くPRをしていきたいと思います。
コロナ禍でWebミーティングが続いていた中で、今回多くの方々と直接お会いし情報交換することが出来ましたので、とても貴重な時間となりました。他にも様々な情報を入手出来ましたので、お客様にベストな提案をしていきたいと思います。
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