2007分析展 JAIMA
会場:幕張メッセ
月日:2007年8月29日(水)~8月31日(金)
残暑厳しい中、今年も分析展が開催されました。出展者数、来場者数共に年々増えており、会場内は熱気に包まれておりました。従来のバイオ、製薬やポジティブリストなどのトレンドから工業材料・ナノテクノロジーなど新しい分野の機器分析の紹介が増えてまいりました。
例年であれば最新の情報を得ることを目的に訪問をしていますが、今回は代理店のひとつであるTAインスツルメント社の説明員として参加をしました。TA社は、熱分析・粘弾性の草分け的な存在で、デュポン時代から蓄積したアプリケーションの豊富さは業界でもトップクラスです。熱分析と粘弾性の装置を持つメーカーは、TA社のみであり、物性測定のワールドリーダー的存在の地位を確固たるものとしています。 会場の入口を入ると、弊社取扱メーカーのひとつであるThermo Fisherの展示があり、真っ赤な絨毯に、白を基調としたデザインで非常に目立っておりました。MSのみならずICP,XPSなど新機種の発表が目立ち、装置の説明に聞き入っているお客様が多く見られました。他メーカーの方々から「今年のThermoは勢いがある」と耳にするほどの盛況ぶりで、世界一のMSメーカーの貫禄を感じさせられました。 Perkin ElmerではATD加熱脱着GC/MSシステムの展示があり、環境分野以外にも有機材料関連でニーズが広がる可能性があり、アウトガス分析の幅広さを感じさせられます。また、新デザインの顕微FT/IR、ラマンの発表もあり価格、性能ともに魅力的な製品です。 FT/IR,MS,HPLCなどの分析機器に限らず、今回、説明員として参加したTA社の物性評価など、ユーザー様により適した装置をご提供出来るディーラーとして、さらなるステップアップをしていきたいと思います。 |
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担当 名古屋営業所 Y.O