今回、医薬品業界の最新技術と製品情報の取得のため、東京ビックサイトで開催されたインターフェックスに参加してきました。
インターフェックスは、医薬品、化粧品関連の多くの企業が参加し、革新的な製品やサービスを紹介する国際的なイベントです。昨今のトレンドとして、産業用ロボット、自動化システム、デジタル技術の進化が挙げられます。これらの技術は、製造プロセスの効率化や品質向上の大きな飛躍につながります。 コロナ明けのインバウンドと同様に、海外からの出展や参加者も多く、非常に活気があって盛り上がりを感じました。
会場で目にした自動化システムや産業用ロボットは、生産性の向上や品質管理に大きな助けとなります。全体的に自動化システムや産業用ロボットについては、プロトタイプのようなアプローチから一歩進んだ感覚を受けました。6軸の協働ロボットなどを使い、様々な分析に特化した前処理や計測、後処理までの一連の手助けをしてくれますので、人手不足解消の提案が可能になります。
画像解析の分野では、各社でAIの文字を多く目にしましたが、Deep Learningではなく、覚え込ませた知識を元に解析を自動化する目的となっていました。今後、AIの発展によってAI自身が学んでいけば、人間以上の能力を発揮するものも期待できると感じました。 また、分析だけでなく製剤、バイオ、製造設備など様々な装置の展示があり、非常に活気がありました。デジタル分野の発達には目覚ましい進化もありますが、実機を確認して直接話を聞くことで新製品のデモンストレーションを行ったり、顧客と交流を行ったりする部分は、今後もなくならないだろうと感じました。
今回のインターフェックスに参加しまして、メーカーの担当者を通してお客様からの貴重なフィードバックや情報を得ることができましたので、今後のサービス向上に活かしていくにあたって非常に良い機会となりました。 今回得られた情報を活用し、お客様の業務プロセスに適した自動化ソリューションを提供していきたいと思います。
担当:名古屋営業所 Y.O.
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